
5月21日の朝日新聞デジタルにて表題のニュースが出ていました。

このニュースですね


そうです。今日はこのニュースについて説明します。
自動運転にはレベルがある
自動運転には6段階あります。
一部には5段階というところもありますが、ここでは自動運転も何もないレベル0を含めて6段階とします。
レベル | 自動化の段階 | 定義 |
0 | 運転の自動化なし | 予防安全用警報や運転介入システムの有無に関わらずドライバーが全ての運転タスクを実施する |
1 | ドライバー支援 | 残りの全ての運転タスクはドライバーが実施することを期待して、個別のシステムが運転環境に関する情報を使って、ステアリングまたは加減速のどちらか一方のみを実施する |
2 | 部分的な運転の自動化 | 残りの全ての運転タスクはドライバーが実施することを期待して、1つまたは同時作動する複数のシステムが運転環境に関する情報を使って、ステアリングと加減速の両方を実施する |
3 | 条件付きの運転の自動化 | いつでもドライバーが介入要求に適切に応じることを前提として、システムが全ての運転タスクを実施する |
4 | 高度な運転の自動化 | ドライバーが介入要求に適切に応じなくても、システムが問題なく全ての運転タスクを実施する |
5 | 完全な運転の自動化 | ドライバーが運転できる全ての環境において、システムが常に全ての運転タスクを実施する |

今回のニュースでは下から2番目のレベル4になります。
レベル4とレベル5の違い
表を見ると、レベル4とレベル5の違いがよく分からないですよね。
システムが問題なく
システムが常に
くらいでしょうか。
その前の文章もちょっと違いますけど。
その違いは何かというと、レベル4ではまだまだ条件があるんです。
例えば、高速道路でのみ使えるとか、霧や大雨などセンサー類が対応できない場合は使えないんです。

それじゃ完全自動運転じゃないじゃん!

そうなんです。この題名だけ見たら、ついにできたか!って思っちゃいますよね。
まだまだ本当の完全自動運転には遠い
この福井県永平寺町での自動運転レベル4は限られた区間でのみ運行可能なんです。
区間外ではただの自動車になります。
しかもこの区間には道路下に電磁コイルが埋まっていて、それに沿って運行します。
ですので、我々が思っているような自動運転ではないのです。

なーんだ、ちょっとがっかり

でも、これは自動運転への第一歩として、大きな出来事なんですよ。
実は身近にある自動運転技術

実はこの自動運転技術は身近な所にも使われているんですよ

え?どこに??

お掃除ロボットに使われているんです

ちょっと汚いですけど(汗)
我が家で使っているロボロック社のS6 MaxVの前面写真です。

これはステレオビジョンカメラと言って、一般的には二眼カメラなんて言います。
これで前方の物体を立体的に捉えます。
このカメラの上部に映っているのがレーザーセンサーです。

このレーザーセンサーで物体までの距離を測定します。
カメラで障害物なのか壁なのかを認識し、レーザーセンサーで距離を測定するわけです。

今のお掃除ロボットにはそんなものが付いてるの!?

今回の永平寺町の自動運転車にも、この技術が搭載されています
まとめ
完全自動運転なんて書かれていますけど、まだまだ本当の意味での完全自動運転にはほど遠いレベルです。
しかし、どんな技術も最初から完璧なものはありません。
徐々に出来上がっていきます。
洗濯機を思い浮かべてみてください。
最初の頃は二槽式洗濯機とか言って、洗濯槽と脱水槽に分かれていました。
それを1つにできたらいいなーと言って、洗濯と脱水が1つにできるようになりました。
やがて乾燥機というのが出てきて、これも1つになればいいのにと思われ始めて、乾燥まで出来る全自動洗濯機ができました。
今では洗剤や柔軟剤を自動で測って勝手に投入してくれる洗濯機も出てきました。
もう至れり尽くせりですね(笑)
そんな感じで技術というのは進歩していきます。
私が20年以上前にやっていた技術がようやく少しずつ近づいてきました。
それくらい時間がかかるものなのです。
しかし、最近の技術の進歩は凄まじいです。
レベル5がもしかしたら10年くらいで出来てしまうかもですよ!
